そーせいの株主になって早いもので10年が過ぎた。
文字通り山あり谷ありを経験して、何とか今も株主を続けられている。
最初は20代の株式投資を始めたばかりの時に、バイオバブルがあり、
その時に良く分からずに飛びついたのがきっかけだ。
その後、ライブドアショックによる株式市場の低迷で損をした経験や、
そーせい自身も相次ぐパイプラインの失敗が続き株価が急落などが起き、
株式投資とそーせいについて本気で勉強をすることになる。
単純に投資が失敗であったなら撤退して終わりだったはずだが、そーせい
については手放して終わりという決断には至らなかった。
現在の株価での100円割れ(当時の1万円割れ)を経験した際も、少なくとも
限られたパイプラインの中で、NVA237のポテンシャルだけでも期待値的には
ホールドすべきと思われた。
無事認可が得られた今となっては、その賭け自体は成功だったわけだが、
当時文字通りどん底を味わった経験からは、今当時を振り返ってもそう
単純なものではない。
でもその時の経験は間違いなく今にも活きている。
株価のレンジとしては約一万円から現在の百万円の二桁の変動を
経験していることになる。
底値からみたらテンバガーどころではない。
当時のそーせいと今Heptaresを傘下に持つそーせいは全く
別な会社に生まれ変わった訳だが、この10年の株主人生はこの後の
そーせい株主人生にも役に立つことは間違いない。
このブログはそーせい株10年ホルダーの私が、
更に今後の10年間でよりいっそう輝かしい未来が待っているそーせいへの
私自身の期待と、創薬およびバイオベンチャーにとっては表裏一体のリスク
(=不確実性)の両面から客観的な分析を行うことで、自分自身への備忘録
を兼ねて、ブログ読者への有用な情報を提供できればと願うものである。
2016年1月4日 The Imperfect Insider