本日の昼前頃に下記ブルームバーグの日本語訳の記事が出て株価も急騰しました。
「そーせいG:新薬開発で近い将来さらなる提携模索-田村社長」
この記事では現在のノバルティスやファイザー、アストラゼネカに加えて、新たなパートナーとの提携を匂わせる田村社長の発言が取り上げられていました。
「2016年最初の大きなニュースになり得る」という自信の発言です。
これは我々株主にとって、待望のニュースになりそうです。
明言はしていませんが、全くアングラで進めている我々の知らない案件ではないはずなので、おそらく自社開発のパイプラインであるM1の導出先に関するものでは?というのが一般的な解釈だと思われます。万が一それ以外だったら超々サプライズなので、その時はもっと嬉しい展開だと思います。
M1は、前回記事でも述べましたが、先週に「後期第Ⅰ相臨床試験(PhaseⅠb)」を良好に終了したことを発表したばかりですので、それを受けてのパートナー選定ということかもしれません。また、前回初めてM1の開発薬がHTL9936だけでなく、HTL18318という第二のM1作動薬がPhaseⅠの段階であることが明らかとなりましたので、どちらかの薬の提携先が決まるということなのかもしれません。
今回の記事の意味するところはとんでもなく大きいです。
アルツハイマー、認知症薬のファーストイントラックとなる可能性のある候補薬が2つも存在し、片方もしくは両方の提携先が決まるとしたら金額的には、パイプラインが進んでいる分前回のファイザーとの連携よりも大型の提携となる可能性が高いです。
一時金も倍以上、もしくはインパクトの大きさから100億円以上となるかもしれません。
ヘプタレス買収からわずか一年ですが、ものすごい大型契約がポンポン飛び出てきます。
普通のバイオベンチャーならこれらのうち一つでもすごいことです。
おそらく今後の提携発表についても一ヶ月以内のイベントだと思いますので、楽しみに待ちたいと思います。
そういえば、日経バイオテクの記事に2016年バイオ企業番付というものが発表されていました。我らがそーせいは「西の大関」に堂々とランクインしています。
横綱になる日ももしかしたらあっという間かもしれませんね。
2016年2月17日 The Imperfect Insider
0 件のコメント:
コメントを投稿